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縄文時代、日本の首都は長野県だった!? 土偶とたい焼に隠された古代ロマン

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.09.22 20:06
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「縄文時代中期の日本の中心=長野」は信憑性高そう

ところが、帰りに寄った図書館で借りた本「あなたの知らない長野県の歴史」(監修・山本博文、洋泉社刊)を開くと、「縄文時代の県域は日本一の人口密集地だった?」と書いてあるではないか。
なんでも、八ヶ岳西南麓を中心とする縄文中期の遺跡数は3000を超え、東北や東日本で花開いた縄文文化の中でも、中部山岳地帯のこの地域は頂点といっていい繁栄を極めた。
温暖な縄文時代、長野の気候は人々が住むのに適していたこと、そして石器に欠かせない黒曜石が近隣で豊富に産出され、東日本各地に供給されたことが大きいようだ。

山梨や新潟、静岡など周辺地域の草刈り場的なイメージを長野に抱いていたが、まさか長野が日本の中心だったかもしれないとは――。なんともロマンあふれる話だ。

パイたい焼は、そんな「縄文の里・茅野」をアピールするご当地フードとして誕生。どうせだったら土偶の形にすればいいのにと思ったが、たい焼だと欠損するイメージがあるから避けているのかな、と勝手に想像した。

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筆者が選んだのはイチゴを使ったクリーム味。茅野で焼いたのを東京に運んで販売しているため、生地は若干湿っていた。自宅に持ち帰って電子レンジで温めればパリパリした感じになったかも...と少し後悔した。

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