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縄文時代、日本の首都は長野県だった!? 土偶とたい焼に隠された古代ロマン

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.09.22 20:06
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たい焼なのにパイ。そして生地の原材料は古代米

「パイ」という2文字を聞くと、反射的に「オ○パイ」を連想してしまう筆者。茅野市の立て看板の土偶を見たときも同様の早合点をしてしまった。

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金のパイたい焼? こりゃネタになりそうだぞ――邪な気持ちを抱いた筆者。女性スタッフに「すみません、パイたい焼の『パイ』ってなにを意味しているのですか?」と尋ねたところ、予想に反して割と普通な返事がかえってきた。「ああ、パイ生地のことですよ」

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えっ、パイ!? オ○パイじゃないのは仕方ないけど、もちもちした生地あってのたい焼じゃないの......。少々テンション下がり気味の筆者を興奮させたのは、彼女の次の一言だった。

生地の原材料は、古代米を使っているんですよ~。珍しいでしょ?
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今から約5000年前、茅野市は縄文文化が栄えており、遺跡から土偶や土器が見つかっている。立て看板の左の土偶「仮面の女神」は今年の8月21日に国宝に指定されたばかり。ちなみに、右の「縄文のビーナス」はすでに国宝に指定済みだ。
縄文時代を偲んで古代米を使っているというわけか。

さらに彼女は大胆な説を教えてくれた。

当時、長野には日本の総人口の約20%が住んでいて、日本の中心だったんですよ~。

現在の感覚でいうと2400万人が長野に住んでいることになる。そして茅野は首都的ポジションだった可能性が――いくらなんでも話盛りすぎでしょ! と歴史に詳しくない筆者は半信半疑だった。

「縄文時代中期の日本の中心=長野」は信憑性高そう
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