心奪われる...1度は行きたい、長崎の教会群とキリスト教遺産
2014.09.22 15:59
五島列島からは4つエントリー
五島列島に登録されている文化財は4つある。そのうちの1つ「旧五輪教会堂」(五島市)は1881年に建設され、1931年に小さな漁港の平地に移築された。木造ながら内部はゴシック様式を取り入れている。
同じく五島市にある「江上天主堂」は、クリーム色と水色の外壁がしゃれた雰囲気を醸し出している。
五島列島の北に位置する野崎島。現在は無人島となっているが、キリシタン集落が2カ所あった。1908年に建設された「旧野首教会」は、日本人が手がけたレンガ造りの教会としては初期の建築で高い評価を受けている。
「頭ヶ島天主堂」(南松浦郡新上五島町)は、長崎県唯一の石造教会。
熊本県にも候補の文化財がある
島原の乱の指導者・天草四郎の出身地とされる熊本県天草市。この地のキリシタン取り締まりは過酷を極めた。密かに信仰を守り続けた人たちの集落「天草の崎津集落」が、重要文化的景観に指定されている。