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岐阜県が作った「孫育てガイドブック」が話題に

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2014.09.08 07:15
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[ドデスカ!-名古屋テレビ]2014年8月28日放送で、岐阜県の新しい子育て支援について紹介していました。

世代間のギャップを解消できる? 今や孫そのものが貴重

岐阜県の子育て支援課が無料配布しているパンフレットが話題とのことです。

それは「子育てガイドブック」ならぬ、「孫育てガイドブック」だそうで、高田朋美係長は「時代とともに子育ても様変わりしていて、孫育てに不安を抱く祖父母が増えていることから、子育ての良いサポーターになっていただくため、この冊子を作成いたしました」とのことです。

公式サイトより
公式サイトより

この「孫育てガイドブック」の最初のページには「今や孫は貴重な存在というのをご存じですか?」との一文があります。

岐阜県の年代別人口分布によれば、1970年代には祖父母1人に対し孫3人でしたが、2010年代には祖父母4人に対して孫1人という割合にまで子供の数が減少しているそうです。

高田さんは「この冊子をご覧になって、おじいちゃん・おばあちゃん世代の子育てとの違いについて話し合ったり、声を掛け合うきっかけにしていただけたらと思います」とおっしゃっていました。

孫育てガイドブック その内容とは?

このガイドブックでは成長の段階に合わせた注意点もアドバイスしており、例えば「乳児期編」では、以前は泣いてすぐ抱くと「抱き癖」がつくと言われていましたが、現在は抱かれた子ほど情緒が安定し自立も早くなるなど、今の子育て世代との間に生まれがちな認識の違いについて具体的な事例が挙げられています。

子育て世代に聞く、言われて・されて「うれしかったこと」「いやだったこと」も紹介されています。

また子育て支援施設も紹介されており、その一つが多治見市のシルバー人材センターが運営する学童保育「みんなの家」です。

こちらは土曜日・振替休日・夏休みなどに、午前から午後7時まで開設されています。こちらで子供たちのお世話をするスタッフのほとんどは、65歳以上で、子供たちを帰した後はいつも「今の時代に合った子供たちへの接し方」について、ミーティングしているとのことです。

ガイドブックは岐阜県外の方でも送料を負担すれば、郵送していただけるとのこと。

お問い合わせは岐阜県子育て支援課まで。

かつては地域で育てていた子供ですが、核家族が当たり前となり、祖父母と同居する家庭雄も少なくなったのではないでしょうか?ガイドブックをきっかけに、たくさんの目で子供を育てられるようになったら良いですね。(ライター:神谷祐美)

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