関西で「半夏生」にタコを食べる理由
2014.07.12 06:26
稲がしっかりと根付くようにと願って
関西では半夏生に「タコ」を食べる風習があります。
これは農家の人がタコを食べて、"稲がタコの吸盤のようにしっかりと根付きますように..."と願掛けしたことに由来するとされています。
さすが関西、シャレが効いていますね。
また、タコには疲労回復が期待できるタウリンが豊富に含まれていて、高たんぱく低脂肪で胃にも優しいので、食欲が落ちやすいこの時期に食べるにはピッタリの食材なのだそう。
大阪・梅田の阪神百貨店でも半夏生のあいだは、泉ダコや明石ダコなど、さまざまなタコが店頭に並びます。(ライター:ツカダ)