「小学校にエアコンは要らない」という千葉市議会は、本当に時代遅れの精神論者なのか
全国の設置率はまだ3割未満
公立小中学校教室にエアコンの設置義務はなく、各自治体の判断にゆだねられている。文部科学省が2014年5月23日に発表した「公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査の結果について」によると、全国の公立小中学校における普通教室・特別教室の設置率は29.9%。4年前の18.9%と比べれば増えているものの、依然として未設置が多数派だ。
政令指定都市でエアコン設置するところが増えている理由について、熊谷市長は裏話を披露した。
保護者要望が強いからです。市長同士の会話でも「本当はやりたくないけど、もう持たない」。私も導入した方が政治的には得です RT @sawacocawas: 多くの自治体が次々とエアコンを設置しているので千葉市がそんなことをやっている理由が追求された場合どのように説明するのでしょう
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) June 23, 2014
年々暑さはひどくなる一方で、「もし子供が熱中症にかかったら...」という不安が脳裏をよぎり、賛成の声を挙げるのも理解できる。教育の現場に関心のある人からも様々な意見が出ている。
@mayuki_kiryu @ykabasawa 昔は暑くても35℃ぐらいだったから大丈夫だったかもしれないけど、今は40℃超えるのもざらじゃないですからね~
— 微笑みの伝道師 (@kuon_of_smile) June 22, 2014
学校環境衛生基準だと「30℃以下が望ましい」だけど、基準よりも最近の実態(熱中症で保健室避難多し)を知ってほしい。 QT @ykabasawa: 千葉市議会で小中学のエアコン設置請願に関して共産党除く全ての会派が反対して否決されました。中でも自民党の反対理由が酷い
— 鴻吉(こうきち)Jr. (@ken73ok) June 22, 2014