坂出市で実施された最先端の災害訓練
2014.05.28 17:15
災害時でも高画質の動画を通信可能
東日本大震災直後、停電や混雑などの影響で、被災地では通信がつながりにくい状態が発生した。NICTではその反省から、災害が発生した場合でも、現地の状況を遠隔地の医療関係者がただちに把握できる仕組み作りに取り組んでいる。
上述の小型車載地球局は衛星と通信することで、現地で撮影した4K画質の動画を、離れた場所にも配信することができる。今回のメディカルラリーではこの小型車載地球局が初めて利用され、「災害現場」の映像を医師たちが待機する「災害本部」に中継、これを見て救命チームは、必要な装備を携えて現場に向かったという(「四国新聞」2014年5月26日付朝刊より)。