コストコ開店に盛り上がるひたちなか市民が半端ない 周辺道路大渋滞、徹夜行列組も
2014.04.10 14:40
税収は増えるけど...市は開店に慎重だった
ひたちなか倉庫店のある場所は県土地開発公社が保有していた。公社が巨額の債務超過に陥っていたことから県は塩漬け状態の土地の売却を急ぎ、2013年3月にコストコが落札、1年でオープンにこぎつけた。
実はひたちなか市も土地開発公社があったが、経営難に陥り2013年に解散している。金融機関から借りていた15億円の負債は市が肩代わりした。そのうえ、市の歳入は東日本大震災以前の水準に戻っていない。
コストコ1店舗ができれば250~500人の雇用が新たに生まれ、地元の税収も増える。いいことづくしに思えるけれども、旧来の商店街に打撃を与えることから地元の商工会議所は反対を表明、市も県に対して慎重な対応を求めていた。