ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

集団でゴロンと路上に寝っ転がる! しかも自分から勝手に起き上がっちゃダメ!「うなごうじ祭」

織江賢治(おりえ・けんじ)

織江賢治(おりえ・けんじ)

2014.04.05 20:45
0

少年たちの踊りも見応えあり

会場の八幡社へは駅から徒歩12分ほど。到着すると、車輪のついた大きな山車が運びこまれていました。これは「お車」といって、このように2層になっている大型のものを大山車(おおやま)といいます。

town20140405maturi_ph06-2-CIMG0132.jpg

11時半。この大山車の前に人が集まりまりはじめ、いよいよ祭りがスタート。またも大量の爆竹で口火を切ると、この大山車の上でからくり人形による祭り太鼓が始まります。

それにしてもこの人形、屋台の上から半身を乗り出したり、ひっくり返ったりと、やたらとアクロバティック。

操る大人もさることながら、よくできてるな~と思っていたら、実は生身の少年が演じているもの。これは「隠れ太鼓」といって、祭り囃子の音に合わせて身を乗り出したら隠したりするのです。

town20140405maturi_ph07-CIMG0191.jpg

そのうちに、4つの町内組のダシがお車を伴って到着。この地方ではこの鉾のことを「ダシ」と呼びますが、それぞれ社に参拝し、準備を整えます。これがそのダシ。実は僕も持たせてもらいましたが、結構重くてバランスを取るのが大変。決して落としたりしてはいけないのです。

town20140405maturi_ph09-CIMG0213.jpg

それが終わると社前で愛知県東部に伝わる神事芸能「笹踊り」を奉納。大人たちの祭囃子のなか、中国風の衣装を纏って顔を隠した3人の踊り手が胸の太鼓をたたきながら太極拳のような踊りを披露。なお、この3人は地元の中学生だそうです。

town20140405maturi_ph10-CIMG0288.jpg

その後、先導役ややんよう神が参拝し終わると、いよいよ行列のスタート。そもそもこの行列は、前日の宵祭に十王社から運んで奉納した獅子頭を日曜日の本祭にお返ししに行くというもので、その獅子頭を先頭に、各組の鉾や囃子車、巫女装の男児が踊る神兒車など、笹踊りと続き、やんよう神は最後尾を勤めます。

town20140405maturi_ph11-CIMG0368.jpg

town20140405maturi_ph12-CIMG0398.jpg

すぐ、転んだ!
続きを読む
PAGETOP