集団でゴロンと路上に寝っ転がる! しかも自分から勝手に起き上がっちゃダメ!「うなごうじ祭」
すぐ、転んだ!
さぁさぁさぁ! 一発目はどこで寝転ぶんだ?
......と思っていたら、社を出てすぐ! 大きなひとつの輪になって「さ~げにもさ~やんよう神もやんよう」と陽気に歌い出し、最後のやんようのところでゴロ~ンと仰向けに。
そして、そのまま寝てしまったかのように静まり返るやんよう神。起こし役がタッチすると、ひとり、またひとりとムクリと立ち上がり、全員が立ち上がったところで、間髪入れず歌い出し、またゴロ~ン。
笹踊りや神兒舞は要所で行われます。
それに対してやんよう神はアッチでゴロン、コッチでゴロン。所構わずひっくり返るもんだから、前に全然進まねぇ(笑)
こりゃ、まだまだかかりそうだなと思い、頃合を見て一旦昼食をとりに行きました。先頭の獅子頭は14時先に十王社に到着。それから遅れること10分。笹踊りややんよう神もようやく到着。
ここで獅子頭返却の神事を済ませ、1時間強ほど休憩した後、一向は再び八幡社に向けて出発。南大通りを抜ける頃には陽もすっかり傾いてました。
さすがに車通りの多いところではやんよう神は寝転がりませんが、再び細い通り(常盤通り)に入ると相変わらず。この頃にはあちこちで近所の方からお酒を振舞われるため、マジで酔っ払ってしまう人もチラホラ(笑)。
こちらは神兒車。女の子のように見えますが、男の子です。
19時20分過ぎ、行列の先頭がようやく八幡社へ戻ってくると、いよいよフィナーレの準備。続々と行列が鳥居に吸い込まれていきますが、やんよう神はまだ姿を現しません。