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集団でゴロンと路上に寝っ転がる! しかも自分から勝手に起き上がっちゃダメ!「うなごうじ祭」

織江賢治(おりえ・けんじ)

織江賢治(おりえ・けんじ)

2014.04.05 20:45
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寝っ転がるのも気力がいる

笹踊り、そしてやんよう神が到着したのは20時を回ったとこ。隠し太鼓が再び始まり、神兒舞が行われるなか、祭りを終わらせたくないやんよう神は、ここで最後の悪あがきとばかりに何度も何度も寝転びます!

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さすがに疲れがきたのか、最後は1人がぶっ倒れ、みんなに担がれて鳥居の中に入っていきましたが、昔はそれこそ夜通し寝転んでいたそうです。

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そして、最後は「三ツ車」という儀式。三基のダシが衝き廻しを行い、その後に笹踊りが奉納されます。それが終わると残りの一基のダシが駆け足で走り、お開きとなりました。

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祭りの余韻を楽しみたかったんですが、東京行きの新幹線の最終まであと30分足らずのため、最後はタクシーを使ってバタバタでの帰京。

さてこの記事、本当は祭りが開かれる前に書きあげてご紹介したかったんですけど......間に合わずで申し訳ありません。祭りは明日(4月6日)が本番ですが、もし明日お時間があったなら、ぜひ足を運んでみてください。

さて次回はゴールデンウィークに行われる、日本一危険なお祭りを"前もって"ご紹介いたします。

【若葉祭(うなごうじ祭)】
日時:毎年4月8日に近い日曜日(本祭)とその前日(宵祭)
時間:本祭は9時~21時過ぎまで(行列は12~13時に出発)
場所:愛知県豊川市牛久保町常盤164(八幡社 )

今回の筆者:織江賢治(おりえ・けんじ)

1975年愛知県生まれ、茨城県在住。出版社勤務を経て現在フリーの編集者・ライターとして活動。雑誌やムックを中心に執筆や編集を行う。プライベートで全国の鉄道の駅とその周辺を歩く「駅鉄活動」をライフワークとし、それが高じて各地の祭りや風習、珍スポット探検なども行っている。今までに行った祭りは200以上。

【バックナンバー】
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[第2回]ふんどし男のケツにウホッ! 千葉・匝瑳市「冷水ぶっかけ裸祭り」
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