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ふなっしーも常連だという船橋の人気ラーメン屋! 編集部が食べに行ってみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.03.11 14:00
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JR総武線東船橋駅から徒歩12分くらいのところにある「かいざん本店」は、地元では知らない人がいないという有名ラーメン店だ。

日曜夜のバラエティ番組「旅ずきんちゃん」(TBS系)が実施した「船橋市民500人が選ぶ人気グルメ店ランキング」でこの店は3位に入り、2014年3月9日の放送で紹介された。出演者の大久保佳代子(オアシズ)、椿鬼奴、高橋ユウの3人は人気キャラクター「ふなっしー」の案内で店を訪れ、一番人気の「かいざんラーメン」(750円)を食べた。

ふなっしーは番組中「10回くらい食べに来てるところなっしー。本当においしいなしよ」と言っていたものの、背中のファスナーを開いて料理を投入する「イリュージョン」を披露することはなかった。

東京スカイツリーのふなっしー(写真は全て編集部撮影)

東京スカイツリーのふなっしー(写真は全て編集部撮影)

どうせならその場でふなっしーに食べてもらい、味の紹介をしてほしかったのだが......。Jタウンネット編集部は、自分たちの舌でその味を確かめることにした。

接客はほぼ満点

現地に記者が着いたのは、良く晴れた日の日中。店の前にはベンチとスツールが置いてあり、人気の高さがうかがえる。

貼り紙を見ると「先に券を購入してください」と書いてあったので、入口前にある自動券売機で購入して最後尾に並ぶ。待ち人数は6人くらいか。

かいざん本店

かいざん本店

ベンチに座ると、ふなっしーがテレビ取材で訪れたときの様子を伝える写真が目に飛び込んできた。

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思っていたよりも客の回転は早く、列に並んで12分くらいで店内に入ることができた。従業員は見た目20代から30代で対応はとてもよい。テキパキと作業しつつもアットホームな雰囲気が漂う。ラーメン店巡りをしていると、師匠が客の面前で部下を怒鳴り散らす場面に出くわすことがたまにあるが、かいざんはそれとは真逆な感じ。ふなっしーを囲んだ記念写真が飾られているが、和気あいあいとした感じが出ている。

背脂が浮くとんこつスープなのに繊細な感じ

カウンター越しに従業員に券を渡して待つこと約10分、注文したかいざんラーメンが出てきた。麺の上に千切りされたネギが乗っていて、海苔とチャーシュー2枚がトッピングされている。

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中太の麺はつるつるとして、とんこつベースのスープによく絡んでいる。スープは背脂がぽつぽつ浮いているが口当たりは軽い。それでいて口に含むほど深みが感じられる。ネギとゴマ油の旨味が絶妙なバランスで融合している印象だ。

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記者はラーメンのスープを残すことがままあるのだが、このメニューは最後の一滴まで飲めた。私は胃腸が弱く、ギトギトのスープだと食後に胸やけしてしまい、吐いてしまうことが度々ある。かいざんラーメンだといつもの胸やけは起きなかった。

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ところで、別売りの「ゆでタマゴ」は百貨店ではかなりの高値で売られているブランド品を使っているそうだ。頼んでいる客は結構いて、私も追加注文すればよかったと少し後悔した。チャーシューは肩ロースで、値段相応のサイズといったところ。ラーメンそのものをじっくり堪能するにはほどよい分量といえる。

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大盛りでなければ女性でも無理なく食べられる量と味付け。夫婦や恋人同士らしき男女も何組かいたが、みんなサッと食べ終わり、「ありがとう」といって店を出ていく。女性ウケする洒落た内装ではないけれども、地元で老若男女問わず支持される理由が分かった気がする。

近所に住んでいたならば週1ペースで通っていたかもしれない――そんな満足感を抱いて店を後にした。

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