10年で売り上げ6倍! 福山の地場スーパーがすごい
2014.02.11 08:31
和牛が半額、産地直送の野菜が並ぶスーパー
たとえば精肉コーナー。本庄店では専門店化した「肉匠たなか」がA4等級の黒毛和牛が通常の半額近い値段で、毎日提供しているとか。和牛の1頭買いや実演販売で売り上げを伸ばしています。
総菜コーナーでは、目の前でお好み焼きが焼かれています。こだわっているのは温度。昼時に合わせて弁当などの調理を始めなるべく暖かいものを提供するようにしています。
鮮魚コーナーでも、毎日鮮魚コーナーの担当者が、店舗ごとに市場へ仕入れに。店頭に並ぶ魚は水揚げから18時間以内です。
こうした取り組みの結果、本庄店ではリニューアル前に比べ20%アップしました。
逆風に立たされるスーパーマーケット業界で業績を上げ続ける地方発のスーパーは、ひたすら鮮度の追及というゆるぎない信念で消費者の心をがっちりと掴んでいます。(ライター:広島っ子)