ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

「富士山」は実は香川県にあった!(しかも50個以上も)

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.01.30 15:36
0

テレビ朝日系で放送されている映像バラエティ番組「ナニコレ珍百景」は、日本中から発掘した衝撃映像を紹介する番組だ。2014年1月29日の放送では、瀬戸内海放送が「富士山だらけの香川県」として地元を紹介していた。

山梨県と静岡県にまたがる富士山は、日本を代表する山として世界的にも知られているが、香川県内には本家に似た山々が50以上も点在しているという。

このうち、三木町の東讃富士(白山)、高松市の御厩(みまや)富士(六ツ目山)、綾川町の綾上富士(高鉢山)、丸亀市と綾川町の境界にある羽床富士(堤山)、三豊市にある高瀬富士(爺神山(とかみやま))、観音寺市にある有明富士(江甫草山(つくもやま))、丸亀市と坂出町の境界にある讃岐富士(飯野山)は、「讃岐七富士」として地元の人に親しまれている。

「讃岐富士」、標高はおよそ10分の1

最初に登場したのは、観音寺市にある有明富士。正式名称は江甫草山で、海のすぐ近くにある。

有明富士(ブログ「癒しの空間」より)
有明富士(ブログ「癒しの空間」より)

讃岐富士の通称で親しまれている飯野山は、最も富士山に似ていると言われており、ダイヤモンド讃岐富士も見られる。標高422メートルで、片道約1時間で登れる気軽さから平日でも登山客が多く、毎日訪れる地元の愛好家もいるそうだ。

讃岐富士(Odysseyさん撮影)
讃岐富士

成りたちは異なる「本家」と「讃岐」

本家の富士山は噴火で生まれたのに対し、讃岐七富士はいずれも火山ではない。ネット上では「何度見てもあれは形がキレイ過ぎる。人工的に作られたとしか思えない。あれは古代人がつくったピラミッドだ」という説を唱える人もいるが、地面の風化浸食によって今の形になった。

山のいくつかは戦後の高度成長時に採石のため斜面を削られ、見る角度によっては痛々しい姿に変貌している。いまのところ古代文明の遺跡などが発見されたというニュースは出ていない。

PAGETOP