「神様」効果で「ゲゲゲ」が人気
2014.01.08 20:00
年末年始は過去最高の人出
境港市観光協会のまとめによれば、2013年に水木ロードを訪れた人の数は283万6529人(センサーでの調査を元にした推計値)。「ゲゲゲの女房」ブームが起こった約372万4000人には及ばないものの、過去3番目の好数字だ。
また年末年始の2013年12月28日~2014年1月3日でみると、前年比155%増の7万2350人と、過去最多を記録した。
この好調ぶり、はたしてその理由は?と観光協会の担当者に尋ねてみたところ、
「やはり、出雲大社ですねえ」
2013年は「平成の大遷宮」が行われた影響もあり、出雲大社には全国から多くの参拝客が訪れた。車で約1時間半と比較的近いだけに、水木ロードにもその参拝客が流れてきた、つまり「神様」の力で「妖怪」の街がにぎわった――ということだ。
なお水木ロードには現在、153体の妖怪ブロンズ像が立っている。