市役所に「偉い人」専用エレベーター? 市長や議員しか乗れない
2017.03.06 07:34
[ドデスカ!‐名古屋テレビ]2017年2月24日放送の「ニュースブックマーク」のコーナーでは、岐阜市新庁舎に設置される「特権」エレベーターについて紹介されていました。
岐阜市役所の庁舎が建て替えられます。18階建てで2018年1月に着工し、2021年3月の完成を予定しています。
ところが、新庁舎に設置されるエレベーター9基のうち2基は「特別職用」で、市長、副市長、市議だけが利用できるとのことです。
設置する理由について岐阜市担当者は「行政運営のかじ取りを担う市長、議員らの職責は重要なため、安全を確保する必要がある」と話しました。「安全」については、2013年兵庫宝塚市役所放火事件や、2015年茨城県高萩市役所市長室立てこもり事件などを例にあげています。
しかし市民からは「市民と会いたくないと言っているようなもの」などの批判する意見も出ています。
岐阜市長は市民を全く乗せないとは聞いていないと話しているとのことですが......。(ライター:moca)