便乗!? いえいえアスリートは地域の宝!
大坂なおみ選手が全米オープンで優勝!
台風や地震など辛いニュースが多いなか、彼女の人柄の素晴らしさもあって心和む明るい話題となりました。彼女の北海道のおじいちゃんもTVインタビューされ「根室」が盛り上がっているようです。そのほか全国各地で「大坂なおみバブル」が弾けています。まちの人が元気になるのであれば、その活躍・偉業と直接関係はなくても、小さなご縁を膨らましたいというのは御愛嬌。妙なシガラミや利権が絡まないだけ爽やかというものです。
さて、9月10日、先のアジア大会のパラグライディングで金メダルを獲得した岩崎拓夫選手(日東精工)がその報告に京都府綾部市、山崎善也市長を表敬訪問しました。パラグライディングは今大会初めて正式種目となったもので、いわゆるメジャー競技ではありません。2020の東京オリンピックの競技でもないので、残念ながらメディアで大きく取り上げられることはありませんでした。しかし、「金」は「金」。男子サッカーの「銀」よりも価値は大きいのです!西日本集中豪雨で亡くなった方もおられるなか「災害などが相次ぐ中で明るいニュースに嬉しくなりました」と市長のコメントもあり、人口3万3,000の綾部(あやべ)に勇気と元気をもたらしたことは間違いありせん!‼
岩崎選手は綾部に本社をおくねじのリーディングカンパニー・日東精工所属です。それで今回は綾部市役所訪問となったわけですが、岩崎さん、会社までは自宅のあるお隣の福知山市から通勤していて、福知山をメインとする「両丹日々新聞」には「福知山の会社員」と紹介されていました。もちろん、これも間違いではありませんね。そもそも出生地はもうひとつのお隣、舞鶴市です。
偉業を取り合うのではなく多くの人と分かち合う、ひとつのエリアだけでなく広域に喜びをもたらした、まさに素晴らしい「金メダル」だったのです!