お雑煮のもちを「焼く」県、「煮る」県...その境界線が明らかに!?【年始特集「お雑煮」(2)】
東日本のお雑煮は「四角いもち」、西日本は「丸いもち」――さらにこのもちを、「焼いて」入れるのか、それとも焼かずにそのまま「煮る」のか、というところにも、地域差がある。
(前回の記事)
お雑煮の「もち」、四角いですか?丸いですか? 都道府県別投票、結果発表!【年始特集「お雑煮」(1)】
Jタウン研究所では、お雑煮に入れるもちの調理法について、都道府県別にアンケート調査を行った(総投票数509票、2014年12月3日~12月19日)。
もちを焼くは278票、54.6%、もちを煮るは231票、45.4%だった。結果が、この図表だ。各県ごとの最多得票を色分けしてみた。焼く、煮る、同数の場合は白地のままにしてある。
大きく分けて、東は焼く、西は煮ると、色分けされているようだ。ただ石川県から滋賀県辺りを境に東西で二分された角もちか丸もちか」の結果とは違い、東海エリアと北陸の一部が、煮る派、西に組み入れられているなど、境界線がやや東側に寄っている。