発表!物価が安いと感じる街ランキング 3位「東十条」、2位「小台」、1位は...?
新しい街への引っ越しを考えるとき、あなたが重視するのは何だろうか。
やっぱり、職場や学校へのアクセス?それとも、街の治安や利便性? もちろん色々な要素があるだろうが、「物価」を気にするという人も少なくないのではないか。できれば、日々の生活コストを抑えたい――そう考えるのは、ごく当たり前のことだろう。
そんな街の物価に関する調査結果を、賃貸情報サイト「SUUMO」を運営するリクルート住まいカンパニー(東京都港区)が発表した。その名も「物価が安いと感じる街ランキング」だ。
調査ではまず、それぞれの街の住民に「住み心地」に関するアンケートを実施。その中で「物価が安い」という評価が多かった地域を、ランキング形式でまとめたという。対象エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城の1都4県だ。
さっそく、結果をご覧いただこう。
図表を見ての通り、1位は十条(東京都北区)。アンケートの回答結果をもとに同社が算出した偏差値では、90.77という数字を叩き出している。戦前から続く「十条銀座商店街」を筆頭に、地元に密着した個人店が多いことも結果に影響したかもしれない。
2位は小台(東京都荒川区)、3位はトップの十条から徒歩圏内に位置する東十条(東京都北区)だった。5位の八街(やちまた=千葉県八街市)を除き、北区・荒川区・足立区といわゆる東京の下町エリアが上位を独占しているのが印象的だ。