卵黄のサイズは全部同じって本当? ネット拡散の噂、JAに聞くと...「それは間違いです」
2019.10.29 06:00
「卵が大きくても小さくても黄身の重さは、ほとんど変わりません。
大きなサイズは白身の量が多いのです。
必要な料理によってサイズをお選び下さい」
これは、とあるスーパーの卵売り場に貼られていたという掲示物の内容。卵の大きさにかかわらず黄身の量はほぼ同じだと説明している。本当だとしたら卵黄好きにはちょっとショックな、驚きの豆知識だ。
この掲示は、ツイッターユーザーの株式会社さーしゃ(@sarsha13)さんが2019年10月26日に投稿したことで大きな注目を集めた。ネット上には驚きの声があがったほか、
「ごめん これ昔から知ってた」
「Sサイズ卵を売りたいお店は、速攻のこのチラシを貼ればうまくいきそう」
「親に言われてたのと、あと学校の家庭科でも先生が言っていたようなきがする」
といったコメントも。どうやら、以前から広まっていた情報だったようだ。
しかしその一方で、
「ないないないない。Lサイズの卵とMSの卵で同時に目玉焼きしたけど黄身の大きさ二倍くらい違ったもん」
「これはうそ。黄身の大きさも変わる。大いに変わる。変化量が白身の方が大きいっていうだけ。実家で鶏を飼っていて、毎日のように卵割って確認してたから間違いない」
という否定派の意見もあがっている。
見事に意見が真っ二つに割れているが、この「黄身の大きさ全部一緒説」は本当なのだろうか...。Jタウンネットは10月28日、JA全農たまごにその真相を聞いた。