工業団地内に創設された高等教育機関がクロスボーダーeコマース人材の養成を加速

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【南寧（中国）2023年12月14日新華社＝共同通信JBN】TusCBECのインストラクターはこのほど、RCEP（地域的な包括的経済連携）Industrial College of Cross-border E-commerce（クロスボーダーeコマース工業高等専門学校）のクロスボーダーeコマースを専攻する2022年クラスの生徒300人を率いて、“シナリオベーストレーニング”セッションのため南寧総合保税区（Nanning Comprehensive Bonded Zone）を訪問しました。現地調査による理論的解説を組み合わせたイベントは、南寧総合保税区を直接見て、特別監視区域の運用メカニズムと実際の運用を深く理解し、それによって南寧総合保税区の特別監視区域について、理解を深める機会を生徒に与えることを目指します。

RCEP Industrial College of Cross-border E-commerceは広西チワン族自治区の南寧総合保税区内に位置し、工業団地内に開設された中国初のクロスボーダー（国境を越えた）eコマース工業高等専門学校として知られています。同校は2020年9月、Guangxi International Business Vocational College（広西国際ビジネス専門学校）（GXIBVC）とGuangxi Tus-Innovation Cross-border E-commerce Co., Ltd. （TusCBEC）によって共同設立されました。

GXIBVC College of International Trade（国際貿易校）のDeng Haitao校長は「本校はクロスボーダーeコマースプラットフォーム、クロスボーダーeコマース企業、サードパーティーサービス企業などのパートナーと合同で研究して人材養成プログラムを策定し、カリキュラムを設計、開発しています。2022年、クロスボーダーeコマース専攻はUK ENIC（英国欧州情報センター連合）の国際資格認定の獲得に成功しました」と語っています。

学校は綿密なシナリオベーストレーニングや教育活動の展開で、国境を越えた物流、倉庫保管、輸出入のサプライチェーンや南寧総合保税区のクロスボーダーeコマース工業団地にあるその他のプラットフォーム、TusCBECのリソースの利点に依存しています。人材とインテリジェンス支援をクロスボーダーeコマース業界に提供し続けるためです。

TusCBECバイスゼネラルマネジャーのGe Ronghe氏は「生徒は1年生のときにキャンパスで基本的な専門知識を学び、2年目の1年間は南寧総合保税区内で実践的な訓練を受けます。当社の経験豊富な業界インストラクターは、クロスボーダーeコマースプラットフォームの運用、ライブストリーム、プロモーション、ビデオ撮影、編集、クロスボーダー物流運用、その他の業界基本知識を彼らに教えます」と説明しました。

同校は現在、クロスボーダーeコマース人材養成のペースを上げています。ASEAN諸国の大学20校以上と連携し、タイにGuihai Business Collegeのキャンパス1カ所と国際化された教員養成拠点2カ所を確立し、教育課程基準の1つはタイ教育省から認定され、職業基準と教育課程基準の輸出を実現しています。また、1つの職業基準はタンザニアの国家職業教育システムに含まれ、国家職業基準開発プロジェクト2件がタンザニアで承認されています。同国の国家職業教育システムに採用されるものです。

Liu Jieying副校長は、学校がGuihai Business Collegeの海外支所3カ所を新設し、ASEANで職業教育イノベーションハイランド創設に積極的な姿勢を示し、ASEAN各国の同様教育機関との提携で質の高い教育リソースの交換可能な「introduction, student cultivation, output（入学、生徒養成、卒業）」モデルを立ち上げると説明しました。同校の計画は、2035年までに、外国貿易オリエンテーション、国内トップクラスの基準、中国・ASEAN地域の多大な影響力で注目される質の高い職業学校とハイレベル専門職クラスターの開設を完了し、それによって人材とインテリジェンスの面で、運命共同体の中国・ASEANコミュニティーと中国・ASEAN自由貿易区の完成を促すサポートを重点的に提供します。

ソース：Guangxi International Business Vocational College