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マレーシアのGentariとシンガポールのGICが世界最大級のグリーンアンモニア・プラットフォームづくりに向けGreenko創業者と提携

2023.10.31 10:07

* 年間500万トンのグリーンアンモニア生産でインドのネット・ゼロへの移行を加速

* 新事業は2025年後半までのグリーンアンモニア初納入が目標

【ハイデラバード(インド)、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)2023年10月29日PR Newswire=共同通信JBN】マレーシアのPetronasのクリーンエネルギー部門Gentariと、Greenko創業者らが設立したAM Greenは29日、GICの関連会社と共に2030年までに、グリーン水素約1(年間100万トン、MTPA)に相当する5MTPAのグリーンアンモニアを生産する最終合意に調印したと発表しました。 

本パートナーシップはインドの複数箇所でのグリーンアンモニア生産に重点を置く予定で、インドや経済協力開発機構(OECD)加盟国市場のネット・ゼロ目標達成に向けた取り組みを加速させると期待されています。本プラットフォームから、ドイツ、日本、韓国、シンガポールなどの主要OECD加盟国市場へのグリーンアンモニアの輸出は、2025年後半に開始される予定です。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310312003-O1-4dV3h4g5

グリーンアンモニアは、AM Green Ammonia Holdingsとして知られるAM Greenの1部門で生産されます。Gentari、GIC、AM Greenからの出資受け入れ後の同部門は資金潤沢なプラットフォームとなり、インドのアンドラプラデシュ州、タミルナド州、グジャラート州、カルナタカ州、ヒマチャルプラデシュ州で段階的に投資を行う予定です。

5MTPAのグリーンアンモニアは約1MTPAのグリーン水素に相当し、インドの国家グリーン水素ミッションで設定されたグリーン水素生産目標の5分の1、欧州の2030年までのグリーン水素輸入目標の10%に相当します(注 1)。

この生産規模が達成できれば、新事業は大規模かつコスト競争力のあるグリーンアンモニア生産で世界のパイオニアの一角を占めることになります。

AM Greenのグリーンアンモニア生産を支えるのは、AM Greenの別部門(AM Green Technology & Solutions)が製造する電解槽と、高評価の取引先とのオフテイク契約を通じて供給される24時間体制の再生可能エネルギーです。バリューチェーン全体に存在感があり、補完的成長エンジンを備えたAM Greenは、世界中の産業や経済の脱炭素化に向けた大規模で競争力のあるソリューションの最前線の地位に名乗りを上げ、その地位を固められる好位置に付けています。

AM Greenは、子会社のAM Green Moleculesで、グリーンメタノール、グリーンカセイソーダ、グリーン塩素、バイオ燃料、さまざまなダウンストリーム高価値グリーン化学品などのグリーン分子も生産しています。さらにAM Greenは、電解槽製造子会社AM Green Technology & Solutions内にベルギーのJohn Cockerill(ジョン・コッカリル)との合弁事業を置き、2030年までにAM Green Ammoniaに約6.5GWの電解槽を供給する予定です。

本取引の完了は、関連する慣例的前提条件が満たされることが前提となります。Citigroup Global Market India Pvt. Ltd.とCyril Amarchand Mangaldasが、本取引に関してAM Greenの独占的な財務・法律顧問を務めました。

Greenko GroupとAM GreenのAnil Chalamalasetty創業者は、以下のように述べています。

「GentariおよびGICと提携し、世界の低炭素グリーン経済に参入できることを喜んでいます。GentariとGICのコミットメントは、インドが世界的なエネルギー転換のリーダーになるとのモディ(Modi)首相のビジョンを支持しています。この戦略的パートナーシップは、さまざまな産業やOECD加盟国のネットゼロ目標達成を加速させるでしょう。当ベンチャーAM Greenは、技術革新に継続的に注力し、実行に移すことで、世界的なクリーンエネルギー移行ソリューション・プラットフォームを目指す他社との競争で先行し続けています」

GentariのSushil Purohit最高経営責任者(CEO)は、以下のように述べています。

「Gentariがマレーシア、アジア太平洋地域、さらにそれ以外の地域でもクリーンエネルギー・ソリューションのポートフォリオを拡大していく中で、私たちは相互補完的な強みを組み合わせ、相乗効果を引き出す業界レベルの協力関係が極めて重要だと考えています。AM GreenおよびGICとのパートナーシップは、グリーン水素の採用を世界的に加速させ、ネット・ゼロの未来に向けインパクトを与えるという当社のコミットメントの証です。グリーンアンモニアは、OECD、東南アジア、東アジアの経済圏で混焼を通じた発電や海運といった産業の脱炭素化に取り組んでいくことになります」

▽AM Greenについて

AM Greenは、ハイデラバードを拠点とするGreenkoグループの創業者Anil Chalamalasetty、Mahesh Kolliの両氏によって間接的に完全所有・運営されています。再生可能エネルギーおよびサービスとしての貯蔵に強く、エネルギー起業家として実績のあるAM Greenは、世界で最もコスト競争力のあるグリーン水素、グリーンアンモニア、その他のグリーン分子の生産者の仲間入りを目指しています。

AM Greenはインドでは、削減が困難な産業の脱炭素化向けに、グリーン分子(グリーン水素、グリーンアンモニア、バイオ燃料、グリーンカセイソーダ、e-メタノール)の生産能力を増強しています。本ベンチャーは、国際的な再生可能エネルギー・貯蔵事業やベルギーのJohn Cockerillと電解槽製造のJV立ち上げも予定しています。

▽Gentariについて

Gentariは、クリーンエネルギーを今日から実用化し、明日の暮らしを変えるために必要なソリューションの提供に注力しています。再生可能エネルギー、水素、グリーンモビリティーというGentariの3本柱は、当社顧客の脱炭素化を支援する包括的ソリューション群となっています。同社の2030年の世界目標は、再生可能エネルギーで30-40GWの設備容量、クリーン水素で最大1.2MTPA、アジア太平洋地域の主要国における公共充電地点およびサービスとしての車両市場で10%超のシェアを達成することです。Gentariは長期的には、最高評価のクリーンエネルギー・ソリューション・パートナーとなり、より大きなインパクトを生み出し、各ビジネスをつなぎ、将来のネット・ゼロ実現への道筋づくりを目指しています。

▽GICについて

GICは、シンガポールの将来の財政を守るため1981年に設立された世界有数の投資会社です。シンガポールの外貨準備を管理するGICは、長期的かつ規律ある投資手法を取っており、幅広い資産クラスに独自のポジションを取り、積極的戦略をグローバルに展開しています。その中には、株式、債券、不動産、未公開株式、ベンチャー・キャピタル、インフラなどが含まれています。同社は、その長期的アプローチ、マルチアセット能力、グローバルなコネクティビティーにより、選ばれる投資家となっています。GICはその投資に有意義な価値の付加を目指しています。シンガポールに本社を置くGICは、11の主要金融都市に2100人を超えるグローバル人材を擁し、40を超える国々に投資しています。

(注 1) https://gh2.org/countries/india 

Photo: https://mma.prnasia.com/media2/2260268/Greenko.jpg?p=medium600

▽問い合わせ先

Diya Nair
dnair@nrunswickgroup.com
9820164351

Swathi Reddy
swathi.r@greenkogroup.com

PR Newswire Asia Ltd.

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310312003-O2-3ui7oCYU

PR Newswire
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