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行田市、「十万石まんじゅう」パロディCMで自虐アピール...「(応募が)こない、こなすぎる」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.10 17:21
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小説や映画『のぼうの城』で有名になった、忍城(行田市ウェブサイトより)
小説や映画『のぼうの城』で有名になった、忍城(行田市ウェブサイトより)

エセ埼玉人を見分ける方法というネタとして話題になったのが、「風が語りかけます」というフレーズだ。これを受けて、すぐに答えられず、「???」と首をひねると、他県民と見破られる。すかさず「うまい、うますぎる」と答えれば、晴れて埼玉県民と認められる。

これは、埼玉県行田市の和菓子メーカー、十万石まんじゅうの「十万石ふくさや」のCM。埼玉県民で知らない人はいないと言われている。「うまい、うますぎる」というフレーズは、版画家・棟方志功の言葉で、商品パッケージにも棟方自身が手がけた絵と書がデザインされている。

埼玉県民なら誰でも知っているこのCMの、パロディCMが、2015年7月1日に登場し、注目を集めている。まずは、YouTubeに公開されている動画をご覧いただこう。

行田CMコンテストのCM

竹林と清流の映像にかぶせて、「風が語りかけます」というおなじみのナレーションが入る。「おっ、いつものCMか」と思うと、「こない、こなすぎる」というナレーション。画面には、行田市のシンボルである忍城をバックに、「こない、こなすぎる」という書き文字風の書体がクローズアップされる。

広告主は行田市。同市主催の「第3回行田市CMコンテスト」への応募を呼びかけるためのものだ。このCMコンテストは、2013年行田の魅力を再発見してもらう目的で始まった。第1回目こそ36作品が集まったが、翌年の第2回は13作品に減ったとのこと。

応募作品が集まらないことに危機感を抱いたCMコンテスト事務局の市広報広聴課は、「十万石ふくさや」の協力を得て、このパロディCMの企画・制作を行ったという。「そうだ埼玉.com」を運営する「天下茶夜」も協力したとのこと。動画は、行田市ウェブサイトでも閲覧できる。

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