祖母の優しさに気付けず、放ってしまった冷たい言葉。その直後、家のテーブルの上で見つけたものは(福岡県・30代女性)
「ばあちゃんのこともう好かんくなったろ」
その日は駅のレストランで一緒に夕飯を食べ、帰りに祖母が八百屋に立ち寄りました。
一人暮らしなのにたくさん買う姿を見て、私は
「そんなに使わんやろ、どうせ腐れるやん」
と冷たい言葉を言ってしまいました。
家に帰るとテーブルの上に私が小学生の頃に書いた手紙が置いてありました。
手紙はボロボロでした。こんなにボロボロになるまで大事にしてくれてたんだ、この手紙を読みながら私が来るのを楽しみに待っててくれてたのかなと、涙が溢れました。
そして祖母が悲しそうに言いました。
「野菜とか果物、あんたに持って帰らせようと思ったったい、ばあちゃんのこともう好かんくなったろ、もう帰りたかろ」
その言葉に更に涙が溢れました。
涙が止まらなくなりそうで何も言えませんでした。祖母にバレないように涙を堪えるのに必死でした。