ある暑い夏の日のこと。 Mさん(投稿時:神奈川県・10代女性)は駅で動けなくなってしまっていた。 するとそこへ、近づいてきた人が居て......。 杖のおばあさんが...(画像はphotoAC) <Mさんからのおたより> 私が友達と遊びにいくために、電車に乗っていた時のこと。 その日は暑い夏の日で、休日だったのでかなり電車内が混んでいました。 快特列車で、駅と駅の間がかなり長かったんです。そんな中、いきなり目眩がしました。 駅には着いたが、座り込んでしまって... 貧血気味なこともあり最初は気にとめて無かったのですが、段々頭をギンギンとした痛みが襲い、意識も朦朧としてきました。周りの人に言うことなども考えられなくなるほどでした。 熱中症か、とやっと気づきました。 幸い、目的地の駅まであと5分。目的地まで我慢して、やっと到着。飲み物を買えばよかったものの、自販機も探せない状態で座り込んでいました。 そんな時、杖をついたおばあさんが声をかけてきました。 「大丈夫? ちょっとまっててね」 なんて答えたのかも思い出せないくらいですが、その事だけは本当に覚えています。数分後、腰を痛そうにしながら水を2本ほど急いで持ってきてくれました。 お礼をし、1本と半分を一気に飲みました。私が平気になるまでずっとそばに居てくれて、喋れるようになった頃に私はお礼をし、買ってくれたお水のお金を払おうとしました。 しかしおばあさんは、「私も昔熱中症になった事があって、本当に1人だと心細い。あなたが倒れる前に、私が見つけられて本当によかった。それを考えれば数百円のお金なんていらない」と言ってくれました。 親切に声をかけてくれて、やさしく接してくれたのが本当にうれしかったです。 名前も知らない見知らぬ人だし、私の事なんて忘れてるかもしれないけど、私は今でもずっと覚えています。 あの時はありがとう、本当に心から思っています。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください