大分・佐伯市に佇む〝謎の河童〟にネット困惑 握手をすると...「なんだこれ」「シュールだ」
年老いた河童、反応鈍し?
「旧文化会館跡地に建立された村上勇氏(佐伯市出身の国会議員として活躍)のブロンズ像設置のお礼として、1992年に村上家から寄贈を受け設置されました。『こどもたちに夢を与える』という氏の遺志が由来となっています」(都市計画課担当者)
ちなみに、頭の皿から水が噴き出すギミックは、像の手にあるセンサーが明るさを感知することで反応する仕組みになっている。
ただ、老朽化によりセンサーの感度が悪くなっているかもしれないため、「何度か手を近づけたり離したりしないと反応しないこともあります」とのことだ。
握手することで水を噴き出す珍妙なカッパ像に、X上ではこんな声が寄せられている。
「なんだこれ...なんだこれ」
「そこから湧き上がるんですね」
「シュールだ...」
「こういうカラクリあるの好き」
「キュウリを投げると追いかけて走ってゆく機能もほしい」
「達観した目をしている」
こうした反響について、都市計画課担当者は
「長年、この地の風景の一部として地元を見守ってきたかっぱが、今、多くの人に愛嬌のある姿を 発見されたことを大変嬉しく思っています。
かっぱとともに、佐伯市の豊かな自然、海の幸、美しい景色も満喫していただけることを願っております」
とコメントした。
なお、佐伯市が発行している「市報さいき」の2025年11月号では、ちょうどカッパに関する特集記事が組まれている。
気になる人は、こちらも合わせてチェックしてみて。佐伯市の様々な河童像の姿を見ることができる。