大分・国東半島の〝風化しすぎてる狛犬〟に11万人驚がく 「何年かかったんだろう」「ちょっとしんみり」
「風化によってなんかシャープにかっこよく概念になりつつある狛犬です」
そんな呟きと共に投稿された写真が、X上で注目を集めている。
写っているのは、石の台座の上に乗ったウニョウニョとした形の物体。「昆布(海中のすがた)の石像です」と言われたらまあまあ納得しそうなシルエットである。
しかし、呟きの通りこれは〝風化した狛犬〟。
元はどんな姿だったのか想像もつかないほど、削れてしまっているのだ。
あまりにミステリアスな狛犬に、X上では11万件以上のいいね(19日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「ジャコメッティの彫刻みたいになってきてますね」
「ここまで風化するのに何年かかったんだろう」
「霊力とか神聖な力が宿っていそう」
「もう魂が剥き出しの芯だけになっても、神様を御守りしたいと残り続けている......ような......ちょっとしんみり」
Jタウンネット記者は11月6日、まずは発見者の幣束さんに話を聞いた。