使ったお金がデカくなって戻ってきそう!? 静岡・焼津のふるさと納税に衝撃的〝変礼品〟またまた登場
お米やお肉、魚に果物――ふるさと納税の返礼品といえば、おいしいものが王道ではある。しかし、せっかくなら衝撃的な〝変礼品〟をゲットしてみるのも、面白くはないだろうか?
たとえば静岡県焼津市の返礼品に今年2025年から登場した、お財布とか。
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「これが、財布?」と思った人もいるだろう。だって白い布の上に置かれているのって、デカい魚の頭だもの。
しかし、本当にこれはお財布。
その名も、「まるでカツオのかしら財布」である!!!!!!!!!!!!
静岡県焼津市 b117-001 まるでカツオのかしら財布
カツオ→マグロ→カツオ
「まるでカツオのかしら財布」を製造したのは、焼津市内にある革製品専門店・KRSカスタム・サドル。
10月21日、記者は職人の夏本幹士さんに話を聞いた。
夏本さんはこれまでにもふるさと納税の返礼品として、衝撃的な鞄を提供してきた。
最初は、獲れたてカツオを模した「まるで 鰹 ポシェット」。
お次は輝く目玉の「まるでミナミマグロポシェット」。
過去の実績から、静岡のテレビ局のディレクターから「今年も新しいの楽しみにしています」と言われていたという。
そんな期待に応えて今回挑戦したのが、焼津が全国有数の水揚げ量を誇るカツオをモチーフにした財布づくりだ。
「戻り鰹と財布でお金が貯まる財布というコンセプトで鰹の頭の財布にしてみました」(夏本さん)
焼津らしいというだけでなく、縁起もよさそう。脂ののったお金が帰ってきそうだ。
「リアルさ」と「可愛さ」を両立
夏本さんが今回、造形で意識したのは「リアルでインパクトはあるけど可愛い」。
返礼品として登録したのは10月と最近ではあるが、さっそく反響もあるようだ。
「東京駅構内での焼津のイベントにお貸ししたのですが、来られた方達から『焼津って生の魚以外にもこんなのも作られている業者さんが有るのですね』という反響があったと、役所の方からお聞きしております」(夏本さん)
「まるでカツオのかしら財布」を入手するのに必要な寄付金額は、11万7000円。
サイズは、高さが16センチ、断面10センチ×12センチの立体財布。
お札は折りたたまずそのまま(くるっとなるが)収納でき、カード類も20枚入る大きさ。また、頭の断面部分(立てて置いた時に底になる部分)は小銭入れになっている。
2種類のベルトが付いていてポシェット仕様/手持ち仕様のどちらにもなるので、シーンによって使い分けることも可能。
22万円以上の寄付でゲットできる「まるでミナミマグロポシェット」の中に入れて持ち運ぶこともできるそうなので、セットでの入手を視野に入れてみるのもいいだろう。
もちろん、いずれも常温で発送される。
静岡県焼津市 b117-001 まるでカツオのかしら財布