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大谷翔平、菊池雄星、佐々木朗希―― 日本人MLB12選手の〝ゆかりの地〟に激アツ「オリジナルマンホール」登場

松葉 純一

松葉 純一

2025.07.03 08:00
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情熱が込められた「鉄の塊」の熱さ

今永昇太選手(画像提供:MLB)
今永昇太選手(画像提供:MLB)

次に、Jタウンネット記者は、マンホールカバーを制作した友鉄工業(広島市)に話を聞いた。電話で答えてくれたのは、広報担当者だった。

友鉄工業は、1987年のデザイン公募以来、中国四国地方を中心にマンホールカバーを製造してきた。カラーデザインマンホールを得意としている。

「砂の鋳型に約1500度の鉄を流し込み、表面に凸凹の模様を浮かび上がらせる形で、マンホールカバーを製造しています」。
「今回のMLB様のプロジェクトは、2024年12月から製作をはじめ、約半年かけてすべてのマンホールカバーが完成しました」
千賀滉大選手(画像提供:MLB)
千賀滉大選手(画像提供:MLB)

現場は、温度が1500度近くある危険な作業でもあるが、自ら溶けた鉄を流し込んで、形になっていく工程は、魅力的でもあり、達成感のある仕事と感じているという。

また最終工程でもあるカラー入れは、「新しいモノを生み出すキャンバス」のような存在なんだとか。

画像提供:MLB
画像提供:MLB

「デザインは各マンホールそれぞれ別のアーティストとコラボレーションをしており、製造時は色味の調整にも苦労しました」と、友鉄工業広報担当者は話す。

選手たちのプレーと、マンホールづくり。どちらもの熱さが感じられる動画と共に、2025年6月20日、Xにはこんなメッセージも投稿された。

「アメリカから遠く離れたこのマンホール工場で、日本人MLB選手達の唯一無二の物語を伝える唯一無二のマンホールが生まれた。情熱が込められた鉄の塊を見に行こう」

これから暑い夏が来る。どうせ暑いなら、思いっきり熱さを感じに行ってみては?

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