大谷翔平、菊池雄星、佐々木朗希―― 日本人MLB12選手の〝ゆかりの地〟に激アツ「オリジナルマンホール」登場
情熱が込められた「鉄の塊」の熱さ
次に、Jタウンネット記者は、マンホールカバーを制作した友鉄工業(広島市)に話を聞いた。電話で答えてくれたのは、広報担当者だった。
友鉄工業は、1987年のデザイン公募以来、中国四国地方を中心にマンホールカバーを製造してきた。カラーデザインマンホールを得意としている。
「砂の鋳型に約1500度の鉄を流し込み、表面に凸凹の模様を浮かび上がらせる形で、マンホールカバーを製造しています」。
「今回のMLB様のプロジェクトは、2024年12月から製作をはじめ、約半年かけてすべてのマンホールカバーが完成しました」
現場は、温度が1500度近くある危険な作業でもあるが、自ら溶けた鉄を流し込んで、形になっていく工程は、魅力的でもあり、達成感のある仕事と感じているという。
また最終工程でもあるカラー入れは、「新しいモノを生み出すキャンバス」のような存在なんだとか。
「デザインは各マンホールそれぞれ別のアーティストとコラボレーションをしており、製造時は色味の調整にも苦労しました」と、友鉄工業広報担当者は話す。
舞台は広島県 。アメリカから遠く離れたこのマンホール工場で、日本人MLB選手達の唯一無二の物語を伝える唯一無二のマンホールが生まれた。情熱が込められた鉄の塊を見に行こう。#ベースボールは唯一無二 pic.twitter.com/4cSG86cS3p
— MLB Japan (@MLBJapan) June 20, 2025
選手たちのプレーと、マンホールづくり。どちらもの熱さが感じられる動画と共に、2025年6月20日、Xにはこんなメッセージも投稿された。
「アメリカから遠く離れたこのマンホール工場で、日本人MLB選手達の唯一無二の物語を伝える唯一無二のマンホールが生まれた。情熱が込められた鉄の塊を見に行こう」
これから暑い夏が来る。どうせ暑いなら、思いっきり熱さを感じに行ってみては?
6月16日、この時代を代表する二刀流 #大谷翔平
— MLB Japan (@MLBJapan) June 11, 2025
のふるさとへ、オリジナルのマンホールと彼の物語を探しに行こう。#ベースボールは唯一無二 pic.twitter.com/E5X7BgGzL8