和菓子2種がまさかのフュージョン 日本橋三越「あんぱく」で出会った〝あんみつ大福〟が予想以上に絶品
再現度すごすぎ
気になりすぎて、さっそく購入。記者が購入したのが最後の1箱だったらしく、完売のお知らせが貼られていた。午後5時半ごろのことである。
大福の表面に黒やオレンジが見えるが、これはいったい何だろう。
〝あんみつ大福〟なる未知のスイーツに戸惑いつつ、一口かじってみて驚いた。
すごい! メチャクチャあんみつだ!
口の中に黒蜜とあんこの風味が広がって、まさにあんみつを食べたときと同じ状態に。もう一口かじると、今度は赤えんどう豆が出てきた。そしてぷりぷり食感の何か。......もしかして、寒天!?
これは完全に、あんみつです。
というか、中心には生クリームが入っているので、クリームあんみつです。
口の中が甘さでいっぱいになったときにアンズが現れて、ちょうどよく緩和してくれるところも、まさにあんみつ。再現度が高すぎる。
本来のあんみつと違うところをあげるとすれば、〝持ち運びのしやすさ〟かも。あんみつをお土産で持っていこうとすると容器がかさばって大変なこともあるが、あんみつ大福ならその心配もない。箱の中で個包装されているので、配りやすいのもありがたい。
また、あんぱくの〝あんみつコレクション〟のコーナーでは、あんみつ大福だけでなく、まさかの〝あんみつ羊羹〟という珍しいスイーツも販売されていた。2種類あって、どちらも記者の訪問時には完売。ただ、完売や行列についての情報も発信しているXアカウント「日本橋三越本店 イベント インフォメーション」(@mitsukoshievent)によると、28日に入荷を予定しているという。
あんみつの新たな可能性を知りたいという人はあんぱくへ足を運んでみては。