ローソンで発売「すごい冷やし中華」はどんな味? 人気店「立川マシマシ」監修の〝説得力〟が凄かった
極太縮れ麺に二郎系らしさ

麺は、極太で縮れの強い、二郎系の麺を再現した通称「ワシワシ麺」。
たれの味にはまったく二郎要素はなかったですが、麺は間違いなく二郎インスパイアでした。
セブンの「とみ田」二郎インスパイア商品に比べると硬くはないものの、それでもコシが強くて縮れた食感はまさに「ワシワシ」しています。
酸味と甘みで派手な味のたれやマヨネーズに対し、麺も食感や形状で強い主張があり、麺とたれのバランスが取れていました。
麺量は明示されていませんが、他の二郎系レンジ麺に比べると多くはないものの、一般的なコンビニレンジ麺よりは多く、大盛りといってもよさそうです。

具の豚肉は二郎系の大きな塊肉とは違い、味付けされた薄い肉。
お店でもこのタイプが使われており、たれやマヨネーズとより絡みやすくなっています。
きゅうりは今回の商品における数少ない良心に映りましたが、たれやマヨネーズの力強い味や肉の量に比べるとあまり目立っていません。
そして「冷やし中華」といえば紅生姜が一般的だと思いますが、これにはガリが入っています。
紅生姜に比べて甘みが強く、たれの甘みをさらに力強いものにしていました。
今回の派手な味の3割くらいはガリの影響があるかもしれません。