「やはりここに橋いりますわ」 四国民の訴えに7.6万人共感→なぜ出来ないの?和歌山市に聞いてみた
60年前から構想はあった
同事務局の公式サイトによれば、淡路島と和歌山を結ぶ連絡道路――「紀淡連絡道路」の構想は、1965年の時点で既に提唱されていた。
その後も実際か現地調査が行われたり、国土交通省の計画の中で構想を進める旨の記述がされたりしたが、2025年現在、実現には至っていない。
取材に応じた同事務局の局員よると、紀淡連絡道路は、約11キロの紀淡海峡を横断して和歌山市と洲本市を結ぶ全長約40キロの幹線道路となる想定で、紀淡海峡には世界最大級の吊り橋となる」紀淡海峡大橋」(中央支間長2100~2500メートル)が架けられる構想となっている。
「幹線道路に加え、明石海峡大橋を上回る長大橋を整備するためのコストがかかることなどが、(紀淡連絡道路が実現しない)理由ではないかと考えます」(事務局員)

ただ、事務局では現在も紀淡連絡道路の実現のために毎年国への要望活動を行っており、今後も継続して行っていく予定だという。
「交通ネットワークの代替性・多重性の確保に繋がる本事業は、災害に強い国土・地域づくりを進める観点からも重要であると考えているため、今後も実現に向け継続して取り組んでまいります」(事務局員)
やはりここに橋いりますわ pic.twitter.com/hJAzQ8qfAA
— ?ムハンマド?@石油王同好会? ?? (@mhmd_oilmagnate) May 5, 2025