「娘が国立大に合格し、私大を入学辞退することに。新居の内見も予約前日にキャンセルしたら、不動産屋のスタッフが...」(長崎県・50代女性)
電話で不動産店に謝罪したら...
電話口の女性に事情を話し謝罪すると、返ってきた声はとても軽やかで明るいものでした。
「おめでとうございます! 良かったですね! 鹿児島にいらっしゃらないのは残念ですが、合格されて良かったです! うれしいです!」
利用をキャンセルした赤の他人の娘の大学合格にここまで明るく優しく声をかけて下さって、そこで親として張りつめていた緊張が一気に溶け、涙声になってしまいました。
「ありがとうございます! 別の機会で鹿児島に行きます!」
「お待ちしてます! ありがとうございました!」
そんな会話をしたのを覚えています。

その後、長女も無事に大学を卒業し、念願の職に就く事が出来ました。
鹿児島の不動産屋さん、あの時はありがとうございました。咄嗟に出る、不動産屋さんとしてだけではない相手への思いやり、優しい言葉を頂きました。
3月、鹿児島旅行を予定しているので記念に投稿しました。鹿児島を満喫します!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)