「前後に幼い子供を乗せて自転車で車道を走っていた私。反対車線からクラクションを鳴らされて...」(東京都・40代女性)
「命を失うのって一瞬なんだな」
歩行者用の横断歩道を渡ろうと思い、車道の端で自転車を停車させたのですが、「さっきのクラクション、ひょっとして邪魔って注意されたのかな? 歩道に上がっておこう」と思い、歩道に自転車を移動させました。
その直後、タクシーが、カーブで減速せずに、歩道に乗り上げそうなスレスレのところを猛スピードで走って行ったのです。
慣れない道だったので、私は気づかないまま道を逆走してしまっていたのです。クラクションはそのことを教えようとしていたのでしょう。

あのまま車道にいたら、正面衝突していたかもしれません。「命を失うのって一瞬なんだな」と、しばらく動悸が止まりませんでした。
2023年6月6日に清澄通り清澄白河駅近くの交差点付近でクラクションを鳴らしてくれた運転手さん。
あの音に子供たちの命を救われたことを、今でもよく思い出します。本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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