牛タン入りカップ麺2種、より〝牛タン感〟あるのはどっち? それぞれの「良さ」実食レポート
カップ焼そば「仙台牛タン風味塩焼そば」食べてみた!
そんな牛タンやのカップ麺と比べたのが、ヤマダイの「仙台牛タン風味塩焼そば」。
こちらはスーパー等で見かけることが多い定番商品なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ヤマダイの「ニュータッチ」ブランドにはご当地焼そばが「仙台牛タン風味塩焼そば」「宇都宮焼そば」「名古屋発台湾まぜそば」「大阪ホルモンたれ焼そば」の計4種類あり、台湾まぜそば以外は知名度的にはマイナーだったり、創作感が強かったりと、ひとクセあるラインアップとなっています。
仙台牛タン塩焼きそばは、牛の風味とニンニクのパンチが効いた塩味のソースに、中細で縮れのついた油揚げ麺と、牛タンチップ、キャベツ、そして別添のスパイスが合わせられています。
ソースは牛風味もニンニクも力強く、牛脂やごま油が香ることで牛タンを焼いたような臨場感があり、確かに牛タン塩焼き風味だと感じました。
あっさり系だった「利久」カップ麺とはだいぶ方向性が異なっています。
具は、牛タンチップとキャベツ。
牛タンチップは肉厚で肉感たっぷりですが、牛タンの再現性は「利久」監修の方が勝っているように思いました。
といっても、こちらも実際に牛タンが使用されているため、噛みしめるときちんと牛タンらしい味が感じられます。
こちらは特製スパイス。黒胡椒に加えてレモンペッパーが入っており、レモンを垂らした牛タン焼きの味が再現されていました。
レモン風味が牛タン焼きらしさに大きく貢献している一方で、やや風味が強すぎてソースの牛タン風味を阻害するとも感じたので、麺としっかり混ぜ合わせて分散させる、もしくは少なめに入れてみる等した方が良さそうです。