牛タン入りカップ麺2種、より〝牛タン感〟あるのはどっち? それぞれの「良さ」実食レポート
カップ麺「利久 牛テールスープ風ラーメン」食べてみた!
牛テールスープは焼肉店などでも供されるメニューで、「利久」では「牛テールスープ」で〆る場合が多いようです。
テールスープはたまにカップ麺の題材としても取り上げられており、最近もイオンPBのトップバリュから牛テールスープの味のカップ麺が出ていました。
今回のカップ麺ではビーフベースの塩味のスープに、中細ストレートの油揚げ麺と、具として牛タン加工品やネギが組み合わせられています。
スープには牛脂主体の油脂が浮いており、牛脂の鼻に抜ける香りが目立ちます。
ラーメンと言えば豚骨や鶏ガラが多いため、牛が香るスープはそれだけいつもとは別物の感が強くなります。
「テールスープ」と認識できる味なのかは微妙なところですが、あっさり味ながら牛の存在がしっかり感じ取れるのは間違いありません。
......ただ、食べ進めていくうちに舌が牛の味に慣れてしまい、だんだん牛スープであることがよくわからなくなってきました。
牛だしのスープは豚や鶏に比べて味の持続性が課題になることが多いように感じています。
ラーメンスープとして長く使われてきた豚や鶏はやっぱり偉大なんですよね。
具は、牛タン加工品とネギ。
牛タン加工品は、どれくらいの割合で牛タンが入っているのかはわかりませんが、噛み締めると味も食感も牛タンであることがきちんと感じられるような......。
かなり量が少ないのが玉に瑕ですが、牛タンの再現性はそれなりにあるように思いました。
本来ならテールスープに牛タンが入っている必要はないのですが、牛タンが入っていることで牛タン屋のカップ麺だとわかりやすく認識できて良かったです。