防災対策、何してる?これからどうする? 三井住友海上火災保険が全国調査...5640人に聞いた結果は
読者のみなさんは、自宅で防災に取り組んでいるだろうか?
何かあった時にすぐに持ち出せる「防災リュック」を用意したり、どこに逃げればいいのか確認したり、家具の転倒を防ぐアイテムを使ったり、家そのものを補強したり......。
防災対策にもいろいろあって、「やりたいけどまだできていない」と思っていることもあるかもしれない。
2024年10月10日、三井住友海上火災保険(東京都千代田区)はそんな防災について、「災害対策と火災保険に関する全国調査」の結果を公表した。

調査では持ち家(戸建・マンション)所有者のうち、火災保険に加入している30歳~69歳の男女5640人(各都道府県男女60人ずつ、契約者本人および契約者の同居人)にアンケート調査を実施。
10年前と比べて現在の自然災害への防災意識が「高まっている」と感じている人は69.8%にも上った(「とても高まっている」22.2%、「やや高まっている」47.6%の合計)。
また、73.2%は現在、なんらかの防災対策をしており、「特に対策をしていない」と回答した人は26.8%だったという。

多くの人が防災意識の高まりを感じ、そして実際に対策をしているわけだが、具体的にはどんな対策をしているのだろうか?