ネットじゃ倍率100倍超! 幻の愛媛銘菓「霧の森大福」が待たず並ばず買えちゃった【新橋・せとうち旬彩館で8日まで】
2024年10月3日、いつものようにXで情報収集に励んでいたJタウンネット記者は愛媛県東京事務所のアカウントのこんなポストを発見した。
「愛媛のアンテナショップ『香川・愛媛せとうち旬彩館』にて、10/2~10/8の期間限定で大人気『霧の森大福』が販売中」
な、なんだって......!?
――「霧の森大福」。四国中央市新宮町の「霧の森菓子工房」が手掛ける抹茶の大福だ。しかも、ただの抹茶大福ではない。超!大人気の抹茶大福なのだ。
実店舗では完売してしまうことが多く、インターネットの抽選販売の倍率も常に100倍超え。入手難易度:アルティメット......もはや「幻のお菓子」と呼んだほうがいいかもしれない。
そんな「霧の森大福」が、東京で買える? 朗報すぎる。4日、記者はさっそく新橋にある「香川・愛媛せとうち旬彩館」へと足を運んだ。
果たして、幻の「霧の森大福」は、ゲットできるのか......。
できた。記者が訪れた午後1時頃には、まだバラと箱、それぞれ販売していた(個数制限あり)。
バラでもいいが、次いつ巡り合えるか分からない......。そう思った記者は、気が付けば8個入りの箱を持ってレジに向かっていた。
貴重な新宮町産の抹茶を使用
9月27日に実施された最新のネット抽選販売では、112倍というとんでもない倍率をたたき出していた霧の森大福。それが手元にあるなんて、嬉しすぎる......。
霧の森菓子工房の公式ウェブサイトによれば、同社のある新宮町はお茶どころとして有名。大福にも、ここで栽培された香り豊かな「新宮わきの茶」の中から厳選した「かぶせ抹茶」を使用している。大福の餅に練りこみ、外側にも贅沢にまぶしているのだという。
しかもこの表面の抹茶は、機械ではなく手作業でまぶしているとのこと。それにより「これでもか」とたっぷりつけられる、とサイトには記載されていた。
実物は、まさにその表現通り。この抹茶に限りがあるため、大福の生産数も限られてしまっているとのことなのだが、それなら倍率100倍超えも仕方ないと納得するほどの、抹茶の量だった。
包みをあけた途端、抹茶のいい香りが広がるし、粉がこぼれないように細心の注意を払う必要があったほどだ。
全部が、ちょうどいい!
たっぷりの抹茶がまぶされ、練り込まれたおもちの中には、こしあんと生クリームが詰まっている。見た目からしてもう、美味しそう。
そしてかなりこってりしていそう......なのだが、食べてみると、そんなことはなく、完全に全てが"調和"していた。
あんこも生クリームも抹茶も、どれも主張しすぎることなく、見事なハーモニーを奏でている。
冷凍されているものを購入して解凍したのだが、おもちはまるで、つきたてのようにもちもち。あんこや生クリームはとってもなめらかだった。
小ぶりなサイズ感ということもあり、貴重なのにどんどん食べちゃいそうで、危ない。箱で買っておいて、良かった~~~!
東京・新橋の「香川・愛媛せとうち旬彩館」で「霧の森大福」が販売されるのは、8日まで。
ネットでの抽選販売は不定期開催なので、愛媛の新宮本店や松山店にはなかなか行けないという人は、この機会にゲットしてみては?