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「シャリもネタも透き通ってやがるぜ!」 すしのまち・富山で生まれた〝美しすぎるお寿司〟に11万人感動

松葉 純一

松葉 純一

2024.09.28 19:00
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かわいい・おもしろい・おいしそう!

「ガラスのおすし制作体験」は9月6日~10月31日まで毎日開催される期間限定イベントだ。【2024年10月1日午後5時追記:11月30日までの延長が決定】

所要時間は、一貫30分。参加者1人につきスタッフが2人つく体制で行われる。指導はプロのガラス作家が対応するという。

富山市ガラス工芸センター「富山ガラス工房」によると、富山市では、これまで富山ガラスのブランド化に取り組み、「美しい、きれい、癒される」ガラスとしてプロモーション活動を展開してきた。

また一方で、「すしのまち とやま」として、富山市のお寿司の魅力を発信している。

そのプロモーション活動のひとつとして、「かわいい、おもしろい、おいしそう」と思ってもらえる企画として「ガラスのおすし制作体験」の発想が生まれたのだ。

富山市のお寿司の魅力の発信と、富山ガラスのファンをさらに増やすという、2つの目的がコラボした、斬新な試みと言えるだろう。

富山市観光協会X公式アカウント(@toyamacitykanko)の投稿より
富山市観光協会X公式アカウント(@toyamacitykanko)の投稿より

実際に体験した生徒たちは、ずいぶんと楽しんでいるようだ。参加者からの反響を聞くと、担当者は次のように答えた。

「少しずつ、お寿司になっていくのが分かるので、その工程がおもしろく、かわいいとご好評いただいております。ガラスは硬くなるのが早いので柔らかいうちに模様やラインを入れるのに苦戦している、難しいといったお声はありますが、難しかった分、愛着も沸き、楽しかった!  と言っていただけることが多いです」(「富山ガラス工房」担当者)

自作の「ガラスのおすし」は、自宅に飾ったり、会社のデスクに置いたりする人が多いそうだ。「本物のお寿司職人さんが体験していかれた時は、お店に置くとおっしゃってました」と、担当者は語る。

シャリを整えるため、鉄のヘラで押す
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