〝おばあちゃんちの必需品〟に7.8万人むせび泣き 「完璧すぎて感涙」「何でこの思い出みんな持ってるんだろう」
お盆休みで実家に帰省している人も多いだろう。
そんな皆さんの視界にはもしかしたら今、ソレが鎮座しているかもしれない。無かったとしても、も記憶のどこかには必ずある。そんなお菓子の"完成形"がX上で話題となっている。
2024年8月12日、こちらのお菓子の写真を投稿したのは、岩手県在住の「KAZE/高橋賢治」(@KAZE)さん。プラモデルメーカー「ハセガワ」のパッケージデザインや「ZOIDSxPATLABOR」コラボのロゴデザインなどを手掛けるデザイナーだ。
そんな高橋さんは、飴玉のようにきゅっと両端で絞られたカラフルな四角いゼリーが入った黒い菓子鉢に、次のつぶやきを添えた。
この容器に入れる事でミックスゼリーは「完成」する
そう。ゼリー自体もかなり懐かしいのだが、菓子鉢に盛ってこそ"完成"する気がするのだ。
この景色を見ただけで、気持ちが一気に小学生時代の夏休みにタイムスリップしてしまうのは、記者だけではあるまい。
おじいちゃんおばあちゃんちの家で食べたあの甘酸っぱい味が、蘇ってくるような......。
Jタウンネット記者は13日、高橋さんにこの投稿について話を聞いた。
「まだ売っていたんだ」と驚き...
高橋さんが話題の画像を撮影したのは、12日午後9時頃。TLでたまたま「ミックスゼリー」の話題を見かけた高橋さんは、「まだ売っていたんだ」とビックリ。近所を探してみたところ、すぐに見つけられたという。
せっかくなら、と「昔お菓子を入れていた器」に入れて撮影したところ、X上で7万8000件を超える「いいね」(13日夜時点)を集めるなど話題に。
「お盆に入れたお盆に帰省した時の名物ですね」
「おばあちゃん家で見かけるあれですねw懐かしいです」
「完璧すぎて感涙」
「ばあちゃんちに行くと、これと一緒に白菜の漬物とお茶が出てきた」
「何でこの思い出みんな持ってるんだろうかそれが不思議でならない」
など、その懐かしさに震えるユーザーが続出。ミックスゼリー以外の"おばあちゃんちで食べた懐かしのお菓子"の思い出を語る人々も現れた。
現在40代の高橋さんにとっても、菓子鉢のミックスゼリーは「岩手の祖母の家」につきものの存在だった。
だから、投稿への反響で幅広い世代・地域のユーザーが共通して「おばあちゃんちの必須アイテム」と認識していることに非常に驚いたという。
たしかに、20代の記者もこの「完成」した菓子鉢には、見覚えがある。
時代を問わず、懐かしい――そんな不思議だけどあったかい存在が、「菓子鉢に盛られたミックスゼリー」なのかもしれない。
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