長崎県警公式Xの〝ポーズポリス〟に2万人熱狂「無性に応援したくなった」 くだけたポストの真意を聞く
「ポーズポリス」という代名詞を確立させたかった
取材に応じた南島原警察署の警務課によると、昨今は採用情勢が売り手市場で、長崎警察官の採用試験を受ける人は減少傾向にあるという。
「公務員といえばお役所仕事といったような固いイメージを持たれている人が多いのではないかと思います。 特に警察となるとより『固い、厳しい、とっつきにくい』といったイメージが強いかと」(南島原警察署 警務課)
「まずは警察に興味を持ってもらうことが必要だ」と考えた同署では、そんなイメージを覆そうと、公式Xに"くだけた"ポストを投稿することにした。
そして「ポーズポリス(メンバー募集中)」が生まれたのだ。
ポストを考えた警察官はSNSへの投稿経験がなかったものの、他県警のSNSをリサーチ。「ポーズによる広報をしているものがなく、ポーズをとれば関心を持ってもらえると思った」とのことだ。
「正直なところ、ここまで反響があるとは考えていませんでした。 SNSの拡散・広報力のすごさを改めて感じるとともに、文章校正、画像などを十分検討して投稿しなければいけないと思いました」(南島原警察署 警務課)
ちなみに、気になるポーズのモデルについては「御想像にお任せしますが、日本が誇る有名な作品をオマージュしています」。
今年度の「長崎県警察官Ⅰ類A」(大学卒業程度)の募集はすでに終了しているが、7月29日~8月16日の期間は「長崎県警察官Ⅲ類」(高校卒業程度)の受付期間。
「ポーズポリス」の仲間になりたいと思った読者は、調べてみては?