「小学生の息子たちが2人きりで乗った新幹線。降りてきた長男が『東大の先生』と話したと言って...」(滋賀県・60代女性)
シリーズ読者投稿~あなたに届け、この「ありがとう」~ 投稿者:Kさん(滋賀県・60代女性)
30年ほど前の出来事だ。
当時小学3年だった長男と、1年生だった次男が2人で新幹線に乗り、Kさんの実家へ向かったという。
その旅から帰ってきた時、長男はKさんに、車内でのある「出会い」について目を輝かせて話し始めた。
<Kさんからのお便り>
今年39歳になる長男が、小学校3年生だった夏のことです。
彼は2歳離れた次男が小学校に入学したら、2人で新幹線に乗って私の実家がある岡山に行くと張り切っていました。
岡山帰ってきた長男が...
米原から岡山まで乗り換えなしの新幹線に乗せ、岡山駅に私の母が迎えに来るという算段。
初めての2人旅の後も何回かの同じ旅に挑戦しました。
そしてある時、岡山から米原に帰ってきた長男が目を輝かせて話してくれたことがあります。
「今日、東大の先生とお話しした~! テストの問題見せてもらったけど難しくてちっともわからんかった」
小学生の男の子が2人ということで、気遣って声をかけていただいたのでしょうか。
優しくして頂いた先生に、ありがとうと言いたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)