「日本にこんなところがあったなんて......」 涙が出るほど美しい上高地の絶景に6万人感動
2024年6月8日、「日本にこんなところがあったなんて...」というコメントと共に、1葉の写真がX上に投稿された。
驚くべき光景が、こちらである。
流れる川の水を見てほしい。なんと澄み切っていることだろう!
新緑に囲まれた川辺のずっと向こうに、かすかに雪が残る高い山々が連なって見える。
投稿者「れん」(@xRENZAURx)さんのポストには、6万3000件もの「いいね」(6月12日時点)の他、こんな声が寄せられている。
「こんなとこあるんだ!」
「心洗われる風景ですね」
「めちゃくちゃきれいですね いいなぁ~」
「おお...なんと素晴らしい! 上高地は...まさに天国ですよね」
ここは一体どこなのか? Jタウンネット記者は投稿者「れん」さんに撮影時の状況を聞いてみた。
「感動に泣きました笑」
投稿者・れんさんによると、撮影場所は長野県松本市の上高地。北アルプス南部の長野県側、梓川上流にある景勝地だ。
標高は約1500メートル。宿泊施設や温泉があり、上高地自体が観光地であるだけでなく、穂高連峰や槍ヶ岳への登山基地でもある。
現在、年間120万人もの観光客が訪れる山岳リゾートだ。
れんさんが話題の写真を撮影したのは、6月8日朝6時ごろ。河童橋の上からだった。
「上高地は北アルプスの山岳を登る時に通過するエリアなのでよく知っていました。天候については日の出の時間帯は濃霧の後に晴れの予想だったので、山に陽の当たる時間帯や角度などを狙って撮影しました」
「霧が晴れて姿を表す瞬間はあまりの感動に泣きました笑」(「れん」さん)
「日本アルプスや八ヶ岳などの高山は、非日常を味わえる大絶景と達成感があるので、自分の中で特別なものがある」と、登山歴4年目のれんさん。
北アルプスの山に挑む際の基地として滞在した上高地で撮影した1枚が、Xでの大反響につながったようだ。
「誰かの喜びになったのなら、撮影して良かったなって思います」と、語ってくれた。
非日常の絶景を味わいたいなら、上高地はおすすめだ。北アルプスには登らないとしても、充分に満足できるかもしれない。