山形さくらんぼに異変 規格外〝双子〟大量発生で生産者ピンチ⇒「食べて応援」通販スタート
日本で一番サクランボが生産されている県、山形。昨2023年は、全国で収穫されたサクランボの実に75%が山形産だった。
しかし、2024年、そんな山形県産サクランボに、ある異変が発生しているという。
6月4日、産直グルメEコマース「うまいもんドットコム」や東京中央卸売市場直結EC「豊洲市場ドットコム」を運営する食文化社(本社:東京都中央区)のプレスリリースによると、今年の山形では、あまりにも多くの「双子果」が実ってしまっているという。
双子果のサクランボとは写真の通り、2つの実がくっついてしまった果実のことだ。
一見、お尻のようで可愛らしいが、正規品として出荷できない「規格外品」。生産者にとっては困りものである。
例年なら、この「双子果」は間引かれてきた。
しかし、前出の通り、24年はこれがあまりにも多い。双子果が多いのは23年の夏の猛暑が影響していると考えられるという。