3つの「壁」を通り抜け〝巨人〟が駅にやってくる JR九州×「進撃の日田」コラボ企画が開催
2024年6月1日、あの"超大型巨人"が3つの「壁」を超えてやってくる。
――大分県日田市の、日田駅に。
JR九州は5月21日、「進撃の巨人」の作者・諫山創氏の故郷である大分県日田市で行われているまちおこしプロジェクト「進撃の日田」とのコラボ企画を発表した。
6月1日から、博多~大分・別府間を運行する列車のうち2両に、6月1日から人気漫画「進撃の巨人」のイラストを施したラッピングトレインを走らせるという。
プレスリリースによると、真っ赤な電車の側面・上り側には「超大型巨人」や「鎧の巨人」のイラストが。
下り側には巨人化したエレンやミカサ、アルミン、リヴァイといった調査兵団の面々が描かれている。
そして、JR九州と「進撃の日田」のコラボはラッピングトレインだけでは終わらない。
上りなら巨人気分、下りなら調査兵団気分
JR九州×進撃の日田のコラボでは、日田市をエレンたちが住むパラディ島の「居住区」に見立てている。
そして、電車が走る久大本線の途中にある日田駅~天ヶ瀬駅間の4つのトンネルには......。
居住区を囲む「壁」の紋章の壁面アートが!
上り列車に乗れば超大型巨人たちがウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナの順にトンネルを通り抜け、ミカサと壁の巨人の元まで入ってくる。下り列車に乗れば調査兵団が外の世界に向けて出ていく、という仕組みである。
JR九州のプレスリリースによると、今回のコラボ企画はJRグループ・福岡県・大分県が共同で行う「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」を盛り上げることを目的に実施されるもの。
ラッピングトレインの運行期間は6月1日~8月下旬予定。運行区間は博多~大分・別府(久大本線経由)としている。特急「ゆふ」1~6号のいずれかで運行するが、一部例外もあるとのこと。
外から見るのも、車窓からトンネルを見るのも、進撃の巨人の世界に入った気分になれるに違いない。
日田市には進撃の巨人を感じられるスポットが多数あるので、この機会に色々巡ってみては?。