「何コレ!?」「めちゃくちゃ凄くて笑う」 富山市【軽トラ庭園コンテスト】にSNS驚嘆...なぜ荷台に庭を?市役所に聞く
職人たちのワザをお披露目する場
「軽トラ庭園コンテスト」は、花と緑であふれた街づくりを推進するという趣旨のもとに富山市で毎年開催されているイベント「花と緑のフェスティバル」の中で行われているもの。
同士建設部公園緑地課の職員によると、2011年に第1回目が実施され、コロナ禍の影響で中止した2020年を除いて毎年開催。24年で13回目となった。
「花と緑のフェスティバルの趣旨のもと、まちなかに簡易的に緑を演出するために発案されました。造園職人の高い技術で作庭した軽トラ庭園を様々な人に見てもらうことで、花と緑にふれあうだけでなく造園への啓蒙普及や、造園職人の高い技術をPRしています」(公園緑地課職員)
同職員によれば、富山県は持家率全国上位の都道府県。庭づくりへの関心も高いため、それに応える県内の造園職人たちは非常に高い作庭技術を持っている。
軽トラ庭園コンテストは、そんな職人たちの伝統技能や作庭技術の高さを披露し、造園への関心を持ってもらう機会なのだ。
集まる「軽トラ庭園」は力作ぞろい。草木や花はもちろん、日本庭園さながらの石組まで荷台の上で再現する人もいる。
来場者はそんな作品を見て、「これは」と思った作品に投票(1人3票まで)。2日間で集まった得票数の総数により、1位~3位の作品が決定する。