「何コレ!?」「めちゃくちゃ凄くて笑う」 富山市【軽トラ庭園コンテスト】にSNS驚嘆...なぜ荷台に庭を?市役所に聞く
2024.05.14 19:30
限られたスペースをいかに有効活用するか
また、軽トラ庭園には、近年増加している屋上やベランダ、住宅の一角のスペースといった「狭い場所での庭づくり」のニーズに合わせた技術が活用されている。
限られたスペースでいかに美しく作庭するか考えられているのはもちろん、重量制限があるなか発砲スチロールで嵩を増したり、軽量土壌などを使用したりして軽量化するなど、さまざまな工夫が施されているのだ。
そんなところが軽トラ庭園の見どころである、と同職員は語った。
「いわば軽トラ庭園は、造園業者の『移動できるお庭のショールーム』となっています」
13回目となる今年のコンテストには、技術と工夫がつぎ込まれた全13台の軽トラ庭園が出展。1位となったのは、水琴窟とお香を使った、視覚だけでなく聴覚や嗅覚など全身で庭園を感じられる構成の作品だったという。
「(イベントについて)SNS等にとりあげていただき、全国的な知名度が出てきたと実感しています。
今後ももっとたくさんに方に見ていただけるよう、宣伝等に工夫をしたいと思っています」(公園緑地課職員)
果たして、来年はどんな軽トラ庭園が登場するのか。自宅でのガーデニングの参考にする意味でも、要チェックだ。