学食で「宇宙麺」なる謎メニューを発見! 気になって注文してみたら...確かに「うちゅう」な麺だった
「大芸の学食に行ったら、宇宙麺なるメニューがあった」
そんな投稿が、X上で注目されている。
いったいどんな料理なのか。
名前から察するに宇宙と関係がありそうだが、見た目が宇宙っぽいのだろうか? それとも「宇宙レベルに美味しい」みたいなノリなのだろうか? 気になる実物の写真が、こちらだ。
こちらは、大阪在住のシナリオライター・真弓創(@nofun1978)さんが2024年2月20日に投稿した写真。
スープに浸された麺の上に野菜、肉、油揚げ、天ぷらなどが乗っかっているが......これが、宇宙麺?
一見すると宇宙っぽい要素はなさそうだが、一体なぜこんな名前なのだろうか。Jタウンネット記者は21日、まずは投稿者の真弓さんに話を聞いてみた。
「1日に2~3杯は出ます」
真弓さんが「宇宙麺」と遭遇したのは20日、場所は大阪芸術大学内の学食だった。昼休みに学食に行った際、券売機の表示を眺めていたら見つけたので注文したという。
気になるそのお味は......。
「なかなかボリューミーで旨かったです」(真弓さん)
それにしても気になるのは名前の由来だが、真弓さんが学食の職員に尋ねてみたところ、返ってきた答えは「ウドンと中華麺が半々で入ってるから」とのことだった。
うどんの「う」と中華麺の「ちゅう」で、「うちゅう麺」......すごくシンプルな理由だった。
記者は3月1日、大阪芸術大学にも話を聞いた。取材に応じた同校第一食堂の担当者によると、同メニューは2年ほど前から第一食堂で提供が開始されたもので、半々のうどんと中華麺に、あげ、肉、天ぷら、山菜の4種類がトッピングされているという。
「テレビで宇宙麺をみて面白そうと思ったので、提供を始めてみました。1日に2~3杯は出ます。リピーターがいるので、今でも提供を続けています」(第一食堂担当者)
実はこの宇宙麺、愛知県名古屋市に本店を構えるうどんチェーン店「長命うどん」では「う中」という名前で提供されている人気メニュー。ほかにも、同じようなメニューを提供している店は全国にあるようだ。
うどんと中華麺があれば自宅でも簡単に作れそう。どんなお味か気になる人は試してみてはいかがだろう。