首もお腹も足も「気づかん」...だけど大事なあそこは「ブチコロス」! とあるカメの「お触り一覧表」がこちらです
甲羅を触ったら...
カメユさんは亀梨くんの「お触り一覧表」を作った経緯を
「犬猫のお触り一覧をよく見かけるのと、SNSでよその亀を見ていて、自分の亀は他の亀と嫌がるところが違うかもしれないと思い、一覧にしたら他の方の反応も知ることができるかなと思いました」
と語る。

亀梨くんは「殺す」と書かれている顔部分を触ると、顔だけ甲羅の中に引っ込め、甲羅の中から口を少し開けながら「フシュー!」と威嚇してくるのだとか。
では「ブチコロス」な甲羅を触ると、どうなってしまうのかというと......。
「口を大きく開けて『シャー!』と声を上げながら威嚇してきます。特に大変なのが甲羅掃除の時で、どんなに優しく甲羅を拭こうとも手足を素早くバタバタさせて水飛沫を飛ばし、スポンジや手に噛みつきをくり出し、オスは爪が長くなるので、血が出るほどではありませんが、飼い主の手は引っかかれまくり真っ赤になります...。
顔は防御の姿勢が強く、甲羅を触る時のほうが、全身を攻撃に使った『ヤメロ』表現な気がします」
昔から甲羅を触られるのを嫌がっていたという亀梨くん。ただ、そんな亀梨くんも自分から人を鼻先でつつきに来たり、水槽のレイアウトに甲羅を擦り付けたりする事はあるそう。あくまで、人から触られるのではなく「自分から行く分にはいいようです」とカメユさんは推測する。

なお、足部分に書かれている「足場と思えば気づかん」については、触り方にコツがあるらしい。
「亀を上から手足を触るとすぐ引っ込めてしまうのですが、手を動かさずに床につけておくと、だいたいそのまま亀が踏んでいきます。その後、踏まれた手を動かして亀の足をスリスリし始めても特に気にしないので、『足場と思えば気づかん』としました」
ちなみに今回の表はあくまで亀梨くんの「お触り一覧表」。個体ごとにそれぞれの感覚があるため全ての亀に当てはまるものではない。
「実家にもう一匹、同じ種類・同じ年・同じ性別の亀『和也』を飼っていますが、その亀は甲羅を触ってもほぼ無反応なので、個体差があると思います」
また、亀を含めた爬虫類は、ふれあいを喜ばない個体も多いため、無理やり慣れさせようとしてはいけないことも覚えておこう。
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— カメユ│亀と絵と漫画 (@kameyu28) January 31, 2024