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「真夜中に宿から外に出た私。橋から川を見ていたら、いつの間にか横に立ってた老人が...」(長崎県・40代女性)

Jタウンネット読者

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2024.02.13 08:00
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自分でも不思議なほど、自然に...

自分でも不思議なほど、自然に部屋に戻る気持ちになりました。

自分の部屋の階でエレベーターをおり、ドアを開ける前に振り返ると、その方はエレベーターを出たすぐのところで立ち止まっておられ、穏やかな顔でうなずいて、部屋に入りなさいと身振りで伝えてこられたので、頭を下げて部屋に入りました。

家族には気づかれておらず、そのまま布団に入り寝てしまいました。

次の朝、朝食バイキングの会場である大広間に向かう際に、昨晩の方の姿を探して周りを見ました。

朝食の会場で(画像はイメージ)
朝食の会場で(画像はイメージ)

すると、会場入り口エリアにあるソファーに、まさにあの方が座ってこちらを見てらっしゃいました。

家族に気づかれないように、頭を下げると、にっこり笑ってうなずいてくださいました。

本当は声をかけてお礼を言いたかったのですが、できなくて......。チェックアウトの時にまた姿を探しましたが、もうどこにもいらっしゃいませんでした。

あの時あの方にお会いしなければ、今の私はいなかったかもしれません。お会いできるなら今もう一度きちんとしたお礼を言いたいです。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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